ロード・オブ・ジュエリー

08 仕上げ(メッキ)

仕上げ

ジュエリーの仕上げは非常に大事な作業工程となります。

それは機能的には何の問題もないのですが、繊細な仕上げを行うか行わないかにより見た目や耐久性に差が出てくるからです。もちろん工賃に大きな差が出ますのでそれは価格上に跳ね返ってくることは言うまでもありません。

物理的に仕上げが不十分な場合は事前にチェックをしておかなければなりませんが、その問題がない場合はお客様のご予算を考慮した上で適切なアドバイスをするようにしましょう。
現場において商品を磨く際に少しでもクロスに引っかかるものに関しては必ずチェックをしておきましょう。

仕上げに関して不十分な場合には担当者に相談をし販売を避けることも、時には必要となります。

仕上げ方法

その他、仕上げ方法には鏡面仕上げとつや消しマット仕上げがあります。

鏡面仕上げに関してはヤスリをかけ粗仕上げをした後に研磨剤を使用し表面を整えていきますが、無理な仕上げを行うと表面の反射面が歪んでいたり反射が十分でなかったりします。表面がスムーズで反射面が均等であることが理想となります。

この他につや消しのマット仕上げがあります。仕上げの際に細かいガーネットやダイヤモンドの粉末を表面にあて小さなでこぼこを意図的に作る方法と、工具などを使い表面を削り光沢の繊細さを出す方法があります。

つや消しはデザイン的にも影響を与えることができ、鏡面仕上げとマット仕上げを組み合わせることによりジュエリーの魅力を引き出すことが出来ます。

メッキ

仕上げの最終工程としてメッキがあります。メッキの大きな役割は強度の補助や地金の変質予防はもちろんのこと、美しさを際立たせる役割にあります。

一般的にプラチナやホワイトにはロジウムメッキをかけます。イエローゴールドやピンクゴールドは地金の肌を活かしますが、たまにそれらの色を際立たせるためにメッキを施す場合もあります。

修理を依頼された場合や販売時に小キズや表面に変色が起きていた時には一回磨きをかけそれからメッキをかける作業を行います。つまり新品仕上げを行うわけですが、商品を甦らせ、長持ちさせる良い方法と言えるでしょう。

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